くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2015/12/11掲載
 
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人工乳腺バッグや薬液を使った豊胸術 適した治療でコンプレックスを解消
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
コンプレックスである小さい胸を大きくしたり、授乳や加齢によってハリとボリュームがなくなった胸を以前のような状態にしてくれる「豊胸術」。その種類や具体的な治療法について、専門医に話を聞きました。

 ■豊胸術の種類と、その具体的な施術方法を教えてください。
 豊胸と聞いてまず思い浮かべるのは、人工乳腺バッグを挿入する「バッグ挿入法」ではないでしょうか。バッグにはシリコンや生理食塩水など数種類ありますが、内容量などをオーダーメードで作成することにより、術後のバストをより希望に近い形に仕上げることが可能です。手術では脇の中を数p切開し、バッグを挿入します。傷痕は脇のシワに隠れるように医療用接着剤で閉じるので、縫い目が残らず傷痕もほとんど分かりません。手術は約2時間。入院不要で、患部を濡らさなければ翌日からのシャワー浴も可能です。

 ■バッグを挿入することに不安がある場合は。
 薬液を注入してバストアップする方法があります。これまではヒアルロン酸が主流でしたが、今は98%が水分、残りの2%がポリアミドでできた薬液が注目されています。ポリアミドはポリマー系の成分で構成されており、体に安全な物質のため、アレルギー反応の心配はほぼありません。感触が本物の胸に近く、自然で柔らかいのが特徴です。効果の持続はヒアルロン酸は半年〜1年ほどなのに対し、ポリアミドの薬液は3〜5年ほどです。元に戻したい場合は生理食塩水で分解できます。

 ■谷間を作ったり、両胸のサイズを均等にすることは可能ですか。
 注入量や注入箇所を細かく設定することにより、より希望に近いバストに仕上がります。詳しくは専門医へお気軽にお尋ねください。



 
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