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美容外科編

2015/12/4掲載
 
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「ワキガ・多汗症」や「シミ・シワ・たるみ」 切らない治療で症状を改善
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
傷痕が残らず入院も原則不要の「切らない治療」。中でも、季節を問わず相談が多い「ワキガ・多汗症」と、特に中高年齢の女性が悩んでいる「シミ・シワ・たるみ」の切らない治療法について話を聞きました。

 ■ワキガと多汗症の相談や治療は冬も多いのですか。
 日差しによる症状は現れにくい季節ですが、暖かい格好をして暖房の効いた屋内で過ごす機会が増え、脇の蒸れやニオイが気になるという方は多いですね。また、来年の夏を見越して今のうちに治療しておきたいという方もいらっしゃいます。

 ■治療法を教えてください。
 ワキガも多汗症も脇の汗によって起こるため、汗腺の機能を破壊します。電磁波を照射するのですが、汗腺がある層には毛根も存在するので、若干の脱毛効果も期待できます。所要時間は両脇で約60分。治療中や治療後の痛みを考慮し、麻酔を使用します。汗腺が機能しなくなるため、効果は半永久的です。一時的に発汗を抑えたい場合は、ボトックスを注射します。これらの治療は手足や乳輪の汗・ニオイにも有効です。

 ■シミ・シワ・たるみの治療法は。
 シミ治療では、専用機器で皮膚の奥にあるメラニン色素にアプローチし、粉砕します。ただしシミにもさまざまな種類があり、治療法によっては逆に色が濃くなる場合もあるので、きちんと症状を判断したり、適した治療法を選択することが大切です。シワの治療では、ヒアルロン酸を注入してシワの溝を押し上げたり、ピーリングを行って肌の水分保持機能を正常に戻したりします。たるみの場合は、超音波を照射して皮膚の奥にある筋肉に働きかけ、内側からたるみを持ち上げます。ほかにも治療法は多数ありますので、まずは医師にお尋ねください。



 
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