くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2015/11/6掲載
 
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ニーズ高まるインプラント治療 3D画像で的確な診断が可能
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
義歯を装着する煩わしさがなく、健康な歯と同じように生活できるインプラント。治療内容について専門医に聞きました。

 ■インプラント治療のニーズが高まっていると聞きます。
 ここ数年は、50〜60代を中心に希望する人が増えています。自分の歯と同じように食事を楽しめるほか、取り外しの煩わしさもなく生活できるところが喜ばれているようです。しかし中には、自分はインプラント治療ができないと思い込んでいる患者さんもいらっしゃいます。適切な診断をすれば治療が可能な場合もあるので、簡単に諦めず、セカンドオピニオンとして他の歯科医院の診断を受けてもよいかもしれません。

 ■インプラント治療によるトラブルや失敗例もあるようですが。
 確かにそうですね。例えば、下顎の中央に走っている神経を、埋め込んだインプラントによって断裂させてしまったという例も報告されています。しかし、治療法も日々進歩しており、最新の歯科用CTでは、顎の骨の状態や神経の走行などを3D画像で立体的に見ることができます。これにより、治療に入る前の診断も正確にできるようになりました。

 ■的確な診断が行われるかどうかがとても大切ということですね。
 3D画像診断を行うことで、神経の位置を確認しながら、インプラントの長さや角度なども細かく調整することができます。今まで治療は不可能と思われていた症例も、パソコンのシミュレーションで、治療の方向性などを説明できます。たかが歯1本と思っている人もいらっしゃるかと思いますが、歯1本にどのような治療を施すかで、その後の生活の質が変わってきます。いろいろな治療の選択肢がありますので、詳しくは専門医にお尋ねください。



 
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