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美容外科編

2015/10/23掲載
 
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シミ、シワ、たるみの「切らない肌治療」 皮膚の内側に働きかけて症状を改善
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
顔や体のシミ、シワ、たるみ。これらがあると実年齢より老けて見られるし、目立つ場所にある場合は特に気になりますよね。今回は、レーザーや注射器などによる「切らない肌治療」について話を聞きました。

 ■シミやシワの治療法を教えてください。
 一口にシミやシワといっても、その種類はさまざまです。まずはカウンセリングを行い、タイプに応じた治療法を決めます。例えばレーザーやIPL(光エネルギー)によるシミ治療では、照射することで肌の奥に沈着した色素を除去します。同時に皮膚内部を活性化させ、肌のターンオーバー(新陳代謝)を促します。ただし、肝斑の場合はレーザーでは逆に色調が濃くなってしまいますので、異なる方法で治療します。シワの治療では、ヒアルロン酸を注入して皮膚の内側からシワの溝を押し上げたり、ピーリングで肌の水分保持能力を正常に戻したりします。

 ■たるみの場合はどのように。
 たるみは、重力と反対方向に引き上げる治療を行います。特殊な糸を挿入し、肌の内側からたるみを引っ張り上げます。この糸の周囲には、コグと呼ばれる丸みを帯びた突起がぐるりと付いており、挿入した部分の内部組織をがっちり捉え、皮膚がたるまないようしっかり引き上げます。そのほか、超音波でSMAS層にアプローチして筋肉の層を持ち上げる方法もあります。

 ■切らない治療のメリットは。
 入院が不要で施術当日からメークができるなど、体への負担が軽くなるほか、切らないので傷痕が残らず、見た目の問題や精神的な面に関しても、切開する手術よりもメリットが多いと思います。症状によって適した治療法が異なりますので、まずは医師へご相談ください。



 
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