くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容皮膚 インタビュー一覧> 美容皮膚 最前線
 
美容外科編

2015/9/11掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
メスを使わず気軽にできるプチ整形 ヒアルロン酸とボトックスによる治療
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
「鼻を高くしたい」「顔のしわを消したい」など、メスを使わず顔や体のの悩みを解消するプチ整形。中でも、よく選ばれているヒアルロン酸やボトックスを使った施術について、専門医に話を聞きました。

 ■ヒアルロン酸とは。
  人間の体内に含まれている高分子物質で、主に皮膚や筋肉、軟骨を構成する成分です。治療に使うヒアルロン酸は濃度別に数種類あり、部位や用途によって使い分けます。

 ■ヒアルロン酸による施術はどのように行いますか。
 例えば、鼻を高くする治療の場合は、薬液を鼻筋に注入します。最近では骨格形成に特化した固い薬液もあるので、より本物の鼻に近い仕上がりになります。同様に、口の場合は唇に注入してふっくらとさせたり、アヒル口と呼ばれる、やや突き出た唇を作ることも可能です。そのほか、目の下やほうれい線、口の横から顎にかけてのしわ、シャープな顎といった輪郭の形成にも有効です。

 ■ボトックスを使った治療について教えてください。
 ボトックスは筋肉の働きを抑制する作用のある薬液です。しわの治療では額や眉間、目尻、口の上、顎などの表情じわの解消に効果があります。また、食べ物をかむといった日常の動作や歯ぎしりなどで発達したエラの筋肉を収縮して小顔にしたり、ふくらはぎの盛り上がった筋肉に注射して細くしたりすることもできます。下まぶたを閉じるときに使う眼輪筋の一部に注射することで、自然な垂れ目を作ることも可能です。わきが・多汗症の治療では汗腺の働きを弱め、汗の量を激減させます。ヒアルロン酸やボトックスでの治療は注射器で行えることから、需要が多いです。気になる点など、詳しくは専門医にお尋ねください。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ