くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2015/8/28掲載
 
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選択肢広がる矯正治療 諦めていた治療が可能になることも
 
熊本駅前矯正歯科クリニック 院長
上村 裕希氏
歯並びを整える歯科矯正には、さまざまな治療法があります。どのような視点で選べばよいのか、専門医に聞きました。

 ■矯正歯科が増えてきましたね。
 ここ数年で歯科矯正の大切さが浸透し、矯正歯科の数もどんどん増えています。「どのような視点で治療法を選べばよいのか分からない」という患者さんも数多くおられます。このような中で、治療の選択肢の多さは大切なポイントとなるでしょう。今は、歯の表から装置を着ける矯正のほか、裏側に装置を着ける矯正、自分で取り外しのできるプレート式の矯正があります。これらの治療法を患者さんの症状に合わせて組み合わせることが可能です。

 ■選択肢が多いと、今まで治療を諦めていた人も、新たな治療法が見つかるかもしれませんね。
 以前、「吹奏楽部で楽器を吹いているけれど、矯正装置が当たって痛みを生じたり、これまでと同じように演奏できるか心配」と、治療開始を悩んでいる患者さんがいらっしゃいました。このようなケースでは、装置に少し工夫を施すだけで調整できる場合も多く、実際その患者さんは、演奏中の痛みもなく矯正治療を続けておられます。多様な選択肢があれば、患者さんの希望に沿いながら、より良い治療を提案することができます。

 ■小さなことでも相談できる、歯科医との信頼関係が大切ですね。
 そうですね。矯正治療は、一般の歯科治療のように数回の治療で済むというものではありません。長い治療を考えると、気兼ねなく細かな相談ができるか、治療期間や方法、費用などの診療計画を分かりやすく説明してくれるか、また交通の便が良いかなども考慮して、選ばれることをお勧めします。



 
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