くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2015/8/21掲載
 
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気になる部分をピンポイントで施術 「ワキガ・多汗症」「脂肪吸引」の治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
汗をかいたり薄着になる機会が増えたりすると、「ワキガ・多汗症」や「脂肪吸引」についての関心が高まってくるようです。最近よく用いられている治療法を中心に、施術内容について話を聞きました。

 ■ワキガと多汗症の原因は。
 ワキガは、脇から出た汗が菌によって分解される際にニオイが発生することによって起こります。一方、多汗症は、汗腺に何らかの異常があって発汗量が増加している状態のことを言います。脇に限らず「乳輪から嫌なニオイがする」「握手をためらうほど手汗がひどい」「フローリングの床に足形が付く」など、乳輪や手足でも症状が見られる方もいらっしゃいます。

 ■治療法を教えてください。
 汗腺から汗が出るのを止めたり抑制したりする治療を行います。電磁波を照射する方法だと汗腺が破壊されるため、半永久的な効果が得られます。所要時間は両脇で約60分です。発汗を一時的に抑えたいという場合は、ボトックス注射を行います。患部に薬液を注入する方法で、こちらは約半年ほど効果が持続します。施術時間は10分程度です。

 ■脂肪吸引はどのように。
 代表的なのは、カニューレという直径2〜3oの管を挿入し、脂肪を吸引する方法です。管が細く、傷痕保護器具を使いながら行うため、治療後の傷痕は目立ちません。そのほか、専用機器で脂肪と血液を分離し、脂肪のみを冷却・破壊する冷凍脂肪溶解術、薬液を注入して脂肪分解を促進する脂肪融解注射などもあります。いずれの施術方法も治療部位が選べるので、部分痩せが可能です。今は切開しない方法や、傷痕が目立たないような治療法が増えています。詳しい治療法などは気軽にお尋ねください。



 
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