くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2015/7/17掲載
 
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歯を失った場合の治療法の選択 歯科医と相談して最適な治療プランで
 
パール歯科・矯正歯科クリニック 理事長/総院長
前田 明浩氏
歯周病や虫歯などで歯を失ってしまった場合でも、しっかり噛(か)めるようにする3つの治療法があります。それぞれの治療法の特徴や治療法を選択する際のポイントなどについて聞きました。

 ■歯を失った場合、どんな治療法がありますか。
 脱着可能な義歯(入れ歯)治療、歯を失った部分の周りの歯を削って橋架けするブリッジ治療、人工歯根を埋め込むインプラント治療の3つの方法があります。治療にかけられる予算や時間などを、患者さんと歯科医でしっかり相談しながらオーダーメードの治療プランを立てていきます。いずれか一つの方法を選ぶこともありますが、歯の状態に合わせて上顎は入れ歯、下はインプラントというように、複数の治療法を組み合わせて行う場合もあります。

 ■中でも、インプラントは他の歯への負担が少ないと聞きますが…。
 インプラントは周りの歯を削ったり、留め具をかけたりしないので、残りの歯を守れるという利点があります。しかし、インプラント治療を希望する人でも、骨の状態や今後考えられるさまざまな変化を予測し、義歯が最適と判断すれば、義歯を採用することもあります。現状と今後の変化を精査した上での治療計画を立てることが重要です。

 ■同じ症状でも病院によって治療法が変わりますか。
 医師の経験や趣向によって、個人に合わせたプランは変わってきます。虫歯や歯周病治療、インプラントなど、総合的な治療に対応できる歯科医院を選ばれることが大切です。また、より納得できる治療を行うために、セカンドオピニオンを聞くこともお勧めします。さまざまな症例がホームページなどに掲載されているので、参考にしてください。



 
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