くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2015/7/17掲載
 
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口呼吸と歯ならびの深い関係 生活習慣の見直しと矯正治療で健全に
 
歯ならびの歯医者さん 院長
泉 朝望氏
歯ならびの良しあしは、遺伝的なものと考えている方が多いと思いますが、実は、口呼吸とも深い関係があるそうです。口呼吸が歯ならびに与える影響や、矯正治療の注意点について詳しく聞きました。

 ■習慣的に口が開いていることは、歯ならびと深い関係があるそうですね。
 テレビを見たり、本を読んだりする時に、ポカンと口が開いている方がいらっしゃいます。呼吸は本来、鼻でするものですが、鼻詰まりなどが原因で口呼吸の状態が続くと、口元のバランスが崩れて、顔がゆがんできたり(アデノイド顔貌)、歯ならびが乱れてきたりすることがあります。

 ■口呼吸の影響は他にもありますか。
 口が開いている時間が長いことで口の中が乾き、唾液による免疫機能が低下します。すると、虫歯や歯周病、口臭などの問題が生じてきます。また、冷たい空気やウイルスが直接、喉や肺に入りますので、アレルギーや花粉症、扁桃腺炎、肺炎などを引き起こしてしまう危険性もあります。

 ■矯正治療を受ける上での注意点を教えてください。
 口呼吸の習慣を改善しないまま矯正治療を受けると、治療の進行が悪かったり、治療後にあと戻りしたりすることがあります。そこで、大切になってくるのが矯正治療と同時に、鼻呼吸に戻す治療です。癖になってしまった“お口ポカン



 
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