くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2015/7/10掲載
 
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メスを使わない最新のたるみ治療 症状に応じたレーザー選んで悩みを解消
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
いつまでも若々しく、美しくありたいー。そう願う女性は少なくないでしょう。そこで、老けて見えるたるみの治療法について聞きました。

 ■たるみの原因とは。
 肌の潤いやハリを保つために必要なのがコラーゲンやエラスチン、保湿の働きをするのがヒアルロン酸です。これらが紫外線や乾燥の影響で減少すると、たるみになります。

 ■治療法を教えてください。
 皮膚の真皮層までエネルギーが浸透するRF(高周波)と、レーザー光を同時に照射します。真皮層に軽いヤケドを起こしてコラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、顔全体がキュッと引き上げられます。メスを使わず麻酔クリームを塗って治療するので、痛みの心配がありません。他にも、皮膚のさらに深い層へ働きかける最新の治療法があります。

 ■最新の治療法とは。
 皮膚深部の筋膜層が加齢によって衰えることも、たるみの原因といわれています。これを改善するには、従来だと外科的手術が必要でした。しかし、筋膜層まで届くHIFU(高密度焦点式超音波)という最新のたるみ治療が登場したことで、真皮層でのコラーゲン生成を高めながら、同時に筋膜層を刺激してリフトアップを促すことが可能になりました。効果の持続は半年〜1年。顔全体のたるみのほか、首から頬のたるみにも効果的で、リフトアップが実感できます。治療法は他にもあります。医師に、たるみの状態や肌質に合う治療法を提案してもらいましょう。

 ■シミも気になります。
 たるみと同時にシミの治療も可能です。シミの原因のメラニン色素を除去するため、真皮層までエネルギーが浸透するRF(高周波)と、IPL(光)を組み合わせて照射します。詳細は専門医にご相談ください。



 
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