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歯科編

2015/6/26掲載
 
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選択肢広がる子どもの矯正治療 適切な診断で無駄な費用を軽減
 
熊本駅前矯正歯科クリニック 院長
上村 裕希氏
子どもの歯並びが気になるものの、高額な治療費が掛かるのでは…と二の足を踏んでいる親もいるそう。子どもの矯正治療について聞きました。

 ■子どもの矯正治療とはどのようなものですか。
 歯の土台となる顎の骨を正しく成長させることが治療の中心になります。受診したら、それぞれの骨格パターンを見極め、その子に合った治療法を検討します。子どもの場合、顎の成長する力を利用して治療を進められるので、将来的に歯を抜いたりすることを回避できる可能性が高くなります。早期に治療を始めることで、お子さんの負担を軽減することにもつながります。

 ■矯正は高額というイメージから治療に踏み切れない親もいるとか。
 診察前から「経済的に無理」と諦めている人もいらっしゃいますね。子どもの矯正治療は、歯の状態や骨格、また、選ぶ治療法で料金も異なります。費用を聞いて「もっと早く始めればよかった」という声もあります。自由診療になりますが、適切な診断を受け、治療の詳細とその費用も納得した上で、治療法を選ばれることをお勧めします。

 ■今は、子どもの矯正治療もいろいろあるそうですね。
 思春期のお子さんの中には、目立ちやすい矯正装置を嫌がる人もいます。今は子どもの矯正治療にも、シンプルで目立たない装置を選択できます。例えば、夜間の就寝時だけ使用する装置のほか、本格的な矯正治療の場合、取り外しが簡単にでき、着けていることが分からない透明のマウスピースのような装置、歯の裏側や奥歯だけに着ける見えない装置なども開発されており、見た目を気にせず治療を行えます。お子さん一人一人に適した治療を選べますので、気軽に専門医にご相談ください。



 
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