くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2015/5/15掲載
 
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症状改善のほか、QOLが向上する例も。「ワキガ・多汗症」と「脂肪吸引」の治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
「脇汗やニオイが気になって外出したくない」「体形に自信がなくオシャレが楽しめない」など、悩みのせいでQOL(生活の質)が低下している人もいるそう。今回はワキガ・多汗症と脂肪吸引の治療について話を聞きました。

 ■ワキガや多汗症の原因と治療法を教えてください。
 多汗症は分泌量の異常、ワキガは菌が汗を分解する時に出るニオイが主原因です。治療では、脇の汗腺の機能を停止する施術を行います。半年ほど効果が続けばいいという場合は「ボトックス注射」がいいでしょう。汗腺の機能を抑制する薬液を脇に注入する治療法で、所要時間は両脇で約10分。一般的な“汗かき”の人にも適しています。同じく切開せずにできる治療法として、「マイクロウエーブ法」があります。脇に電磁波を照射し、汗腺を破壊する方法で、失われた汗腺は再生しないため効果は半永久的です。治療時間は約60分。術後、若干の腫れは見られますが、施術当日から日常生活に戻れます。

 ■脂肪吸引の治療法は。
 よく用いられる治療法の一つに、カニューレという細い吸引管を使って脂肪を吸引する方法があります。そのほか、専用機器で脂肪細胞を冷凍・破壊する「冷凍脂肪溶解術」や、薬液で脂肪を溶かして体外へ排出する「脂肪融解注射」などがあります。いずれも施術部位が選べるので、部分痩せが可能です。

 ■治療でQOLが向上する人もいるとか。
 はい。ワキガや体形などをコンプレックスに感じて日々の生活に前向きになれなかったけど「治療で悩みが解決し、毎日が楽しくなりました」という患者さんもいらっしゃいます。まずは話を聞いてもらう感覚で、気軽にご相談ください。



 
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