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美容皮膚科編

2015/5/15掲載
 
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手術不要でたるみやシワを改善。痛みの心配もない新しい治療法
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
いつまでも若々しく、美しくありたい─。そう願う女性は少なくないでしょう。そこで、老けて見えるたるみの治療法について聞きました。

 ■たるみの原因とは。
 肌の潤いやハリを保つために必要なのがコラーゲンやエラスチン、保湿の働きをするのがヒアルロン酸です。これらが紫外線や乾燥の影響を受けて減少することで、たるみを引き起こします。また、皮膚深部の筋膜層が加齢によって衰えることも、原因の一つといわれています。

 ■最新の治療法を教えてください。
 筋膜層の衰えを改善するには、従来だと外科的手術が必要でした。しかし、そこまで届く高密度焦点式超音波(HIFU)という新しいレーザーが登場したことで、真皮層でのコラーゲン生成を高めながら、同時に筋膜層を刺激してリフトアップを促すという画期的な治療が可能になりました。効果の持続は半年〜1年。顔全体がキュッと引き締まり、リフトアップや小顔効果が期待できます。 さらに、首から頬のたるみにも効果的です。また、筋膜層だけでなく、真皮層を刺激する照射法もあります。眉毛に影響なく照射できるので、上まぶたのたるみに効果的です。上まぶたが引き上がるので目が大きく見えるのはもちろん、毛穴の引き締め、肌のツヤ、肌色のトーンアップも期待できます。今、注目されている治療法の一つです。

 ■痛みはありませんか。
 メスは使用せず、麻酔を皮膚に塗って、超音波を照射します。痛みは少なく、治療後、少し赤みが出ますが、数時間程度で回復します。メークや入浴も当日からできます。

 ■深いシワも気になります。
 ヒアルロン酸やボトックスの注入をお勧めしています。詳細は専門医にお尋ねください。



 
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