くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 歯科 インタビュー一覧> 歯科 最前線
 
歯科編

2015/5/1掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
ニーズ高まるインプラント治療。3D画像診断で的確な診断が可能
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
義歯を装着する煩わしさがなく、健康な歯と同じように生活できるインプラント。治療について専門医に聞きました。

 ■インプラント治療のニーズが高まっていると聞きます。
 ここ数年は、50〜60歳代を中心に希望される方が増えています。自分の歯と同じように食事を楽しめるほか、取り外しの煩わしさもなく生活できるところが喜ばれているようです。治療法も日々進歩し、最新の歯科用CTでは、顎の骨の状態や神経の走行などを3D画像で立体的に見ることができます。治療に入る前の診断も正確にできるようになりました。

 ■的確な診断が行われると、治療もスムーズですね。
 治療のシミュレーションができることで治療時間が短くなり、患者さんの体力的な負担も少なくなりました。インプラント治療ではまず、インプラントを埋め込む受け皿となる骨(歯槽骨)の幅や高さを検査診断します。3D画像診断を行うと、よりスピーディーに的確な診断ができます。中には、虫歯の治療後のトラブルで骨が溶けていたり、歯が抜け落ちたままの状態で骨が痩せてしまい、そのままではインプラントを埋め込むことができないこともあります。このような場合は、骨の補強を行うことで治療が可能です。

 ■将来的なことまで考えると、日頃からのケアが大切ですね。
 そうですね。いざインプラントをしたいと思っても、補強をしなくてはならないとなると、治療を完了するにも時間がかかります。普段から小まめにメンテナンスとチェックを行い、健康な口腔環境を保てるよう心掛けたいものですね。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ