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歯科編

2015/4/24掲載
 
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選択肢広がる子どもの矯正治療 シンプルで目立たない装置も登場
 
熊本駅前矯正歯科クリニック 院長
上村 裕希氏
子どもの歯並びを心配する親が増えているそうです。子どもの矯正治療について、専門医に聞きました。

 ■子どもの矯正治療とはどのようなものですか。
 大人の矯正治療と違い、歯の土台となる顎の骨を正しく成長させることが治療の中心となります。受診したら、まずは、それぞれの骨格パターンを見極め、その子に合った治療法を検討するところから始めます。子どもの場合、顎の成長する力を利用して治療を進められるので、将来的に歯を抜いたりする治療を回避できる可能性が高くなります。早期に治療を開始することで、お子さんの治療の負担を軽減することにもつながります。

 ■矯正装置が気になるという声もよく聞きます。
 確かに、思春期のお子さんの中には、目立ちやすい矯正装置を嫌がられる人もいます。今は子どもの矯正治療にも、シンプルで目立たない装置を選択できます。例えば取り外しが簡単にでき、着けていることが分からない透明のマウスピースのような装置や、夜間の就寝時だけ使用する装置、歯の裏側や奥歯だけに着ける見えない装置なども開発されており、見た目を気にせず治療を行えます。お子さん一人一人に適した治療を選べますので、気軽に専門医にご相談ください。

 ■矯正治療となると、期間が長くなりますよね。
 虫歯などの一般の歯科治療と異なり、治療が完了するまでに時間を要するケースもあります。治療実績や治療の選択肢の多さに加え、長い治療期間を考えると、何でも相談できる信頼できる歯科医かどうか、また交通の便など通いやすさも考慮して選ばれることをお勧めします。



 
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