くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2015/4/10掲載
 
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手術不要でたるみやシワを改善 痛みの心配もない新しい治療法
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
「春の新生活は、若々しい肌で気持ちよくスタートしたい」という方も多いでしょう。そこで、最新のたるみの治療法について話を聞きました。

 ■たるみの原因とは。
 肌の潤いやハリを保つために必要なのがコラーゲンやエラスチン、保湿の働きをするのがヒアルロン酸です。これらが紫外線や乾燥の影響を受けて減少することで、たるみになります。また、皮膚深部の筋膜層が加齢によって衰えることも、原因の一つといわれています。

 ■最新の治療法を教えてください。
 筋膜層の衰えを改善するには、従来だと外科的手術が必要でした。しかし、そこまで届く高密度焦点式超音波(HIFU)という新しいレーザーが登場したことで、真皮層でのコラーゲン生成を高めながら、同時に筋膜層を刺激してリフトアップを促すという画期的な治療が可能になりました。効果の持続は半年〜1年。顔全体がキュッと引き締まるような肌のハリが実感できます。さらに首から頬のたるみにも効果的です。また、上まぶたのたるみにも有効で、目が大きく見えたり小顔効果が期待できるため、若い世代からシニア世代まで幅広い年代の女性に人気です。

 ■痛みはありませんか。
 メスは使用せず、麻酔を皮膚に塗って、超音波を照射します。そのため痛みは少なく、腫れや出血の心配はありません。治療後、少し赤みが出ますが、数時間程度で回復します。メークや入浴も当日からできるので、仕事を休む必要がありません。

 ■深いシワも気になります。
 ほうれい線などのシワをピンポイントで改善したい場合は、ヒアルロン酸の注入をお勧めしています。一方、目尻や眉間などの表情ジワには、ボトックスの注入が適しています。詳細は専門医にお尋ねください。



 
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