くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2015/2/13掲載
 
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気になる部分を細く奇麗にデザインする脂肪吸引 取った自分の脂肪でバストアップすることも可能
 
ハニークリニック 院長
木村文彦氏
冬の間にため込んだ脂肪。「下腹や太もも、二の腕じゃなくてバストに付けばいいのに…」と思う方も多いのでは。今回は「脂肪吸引」と、吸引した脂肪を使った「豊胸」の施術法について専門医に話を聞きました。

 ■脂肪吸引の施術法は。
 近年よく行われる治療では刃のない細い吸引管と振動エネルギーを用いて、脂肪細胞のみを乳化して遊離させます。そのため脂肪細胞を取り巻いている血管や神経などの大事な組織にはダメージを与えることなく、優しく脂肪を取り除くことができます。従来では困難だった皮膚直下の脂肪層や背中などの硬くなった脂肪の除去も可能になり、体を細く、奇麗にデザインできるようになりました。脂肪を取り除いても大事な組織(血管や神経、ゴム状の線維組織)はそのまま保たれているため、きちんと収縮して皮膚が引き締まり、たるみが出ることや傷痕が残ること、リバウンドの心配もほぼありません。施術範囲や吸引量によりますが、施術時間は約3時間。日帰りで行えます。この施術で取った脂肪をバストに注入することもできます。

 ■吸引した自分の脂肪を豊胸に使えるのですか。
 はい。コンデンスリッチファット豊胸という施術法で、吸引したご自身の脂肪をバストに注入できます。吸引した脂肪は新鮮なうちに注入することが大切で、完全無菌状態のまま遠心分離器にかけて不純物を全て取り除きます。そうすることで生着率が高まるほか、シコリなどになるリスクも回避できます。自分の脂肪なのでヒアルロン酸豊胸より感触が自然で、注入箇所や注入量を細かく調整することで、サイズアップや形など、希望に沿った仕上がりが可能です。詳しい施術内容などは、専門医へお気軽にお尋ねください。



 
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