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美容外科編

2014/11/21掲載
 
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メリットが多い“切らない施術”に高まる注目。「たるみ・しわ」「豊胸」の美容治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
いま美容外科業界や患者さんの間で注目されている「切らない治療」。メスを入れないことで、多くの面でいろんなメリットがあるのだとか。今回は「たるみ・しわ」と「豊胸」の切らない治療法について話を聞きました。

 ■切らない治療のメリットとは。
 痛みなど体の負担が少なくて済むほか、傷痕が残らない、回復期間が大幅に短縮される、術後の消毒や抜糸などで通院の必要がない、などが挙げられます。そのほか精神面では、施術に対する恐怖心が和らぐという利点があります。

 ■たるみ・しわの切らない治療を教えてください。
 高密度の超音波を広く安定的、かつ均一に患部に照射する治療法があります。超音波が皮膚の層に働きかけることでコラーゲンとエラスチンの生成を促進。さらに深い筋肉の層にも届くため、筋肉の層を持ち上げて、たるみやしわに張りを出すことができます。また、皮膚を引き締める効果があるボトックスを注入する方法もあります。

 ■豊胸の切らない治療法は。
 ヒアルロン酸を注射器で注入する方法がメジャーです。注入箇所や量が調整可能で、希望に近いバストに仕上がります。そのほか、吸引した自分の脂肪を注射器で注入する方法などもあります。

 ■切らない治療での対応が難しいケースは。
 たるみ・しわの場合は数o程度の穴を開けて美容用の糸を挿入し、皮膚の内側から引っ張り上げる「リフトアップ」、豊胸の場合は脇の下数pを切開し、バッグ(人工乳腺)を挿入する「バッグ挿入法」があります。いずれも目立たない部分をわずかに切開するだけで済みます。治療時間や疑問点などは、医師へお尋ねください。



 
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