くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2014/11/14掲載
 
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ハニークリニック 院長
木村文彦氏
 ブヨブヨしたお腹や二の腕、顔のたるみ、バストのサイズや形…。体形に関するさまざまな悩みを解決してくれる、美容外科手術。中でも常に相談が多い脂肪吸引と豊胸術について、専門医に話を聞きました。 ##

 ■進化した最新の脂肪吸引とは?
 脂肪は血管や線維組織を取り巻いているため、従来の吸引法は多少なり大切な組織を傷つけてしまうことが避けられませんでした。しかし現在の治療法では、刃のない細い吸引管と振動エネルギーで脂肪細胞を遊離し、ほかの組織を傷つけることを避けて脂肪のみを優しく吸引除去できます。そのため、従来では困難だった皮膚直下の脂肪層や背中などの硬くなった脂肪も除去できるようになりました。術後は線維組織がそのまま保たれている状態なので、きちんと皮膚が収縮してたるみが出にくくなり、きれいに引き締まっていきます。傷痕もほとんどわかりません。所要時間は施術範囲や吸引量によって異なりますが約3時間、日帰りで行えます。手術中は麻酔で眠っているため痛みはありません。術後は少し休んだらご帰宅できます。

 ■取り除いた脂肪を自分のバストに注入できると聞いたのですが。
 はい、可能です。最近注目されているのは、コンデンスリッチファット豊胸術です。取り除いた脂肪を完全無菌状態のまま遠心分離機にかけ、不純物を取り除きます。この自分の組織からできた純度100%のきれいな脂肪をバストに注入することで、高い生着率を実現し、シコリなどになるリスクを回避できます。採取した脂肪は新鮮なうちに注入することが大切です。自分の脂肪なので感触も自然で、サイズアップや形など、ご希望に沿った仕上がりが期待できます。気になることや不安な点は、遠慮なくご相談ください。



 
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