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美容外科編

2014/11/7掲載
 
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「ワキガ・多汗症」「たるみ・しわ」の美容治療 根治療法や切らない施術など手法もさまざま
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
制汗剤や汗取りパットを使っても、なかなか抑えられない脇からの汗やニオイ。また、マッサージや化粧水でケアしても思うように改善しない、皮膚のたるみとしわ。医療によるそれらの治療法について話を聞きました。

 ■ワキガや多汗症を根治する方法を教えてください。
  それらは脇の下にある汗腺から出る汗が主原因です。汗腺から汗が多く出すぎると多汗症になり、汗を皮膚常在菌が分解する際に出るニオイが、ワキガの原因となるのです。汗腺を取り除くことでワキガや多汗症を根治できます。最近の主な治療法は、電磁波を患部に当てる「マイクロウエーブ法」です。電磁波で汗腺を破壊し、汗が出なくなるようにします。両脇の汗腺が機能しなくなっても、発汗は体全体で行っているため心配はありません。一時的に症状を抑えたい場合は、汗腺の働きを抑制する薬液を患部に注入する「ボトックス注入法」、症状が重い場合は吸引管で汗腺を除去する「ローラークランプ法」で治療します。

 ■たるみとしわの治療法は?
 目元や口元などには、たるみやしわの部分に美容用の糸を挿入し、皮膚の内側からたるみを引っ張り上げる「リフトアップ」を行います。引っ張る力や方向を細かく調整することで、より自然な仕上がりになります。糸の素材や形状によって効果や持続期間が異なります。また、皮膚に糸を挿入するのは…という方は、皮膚を引き締める効果がある薬液を使った「ボトックス注入法」もあります。

 ■治療法もさまざまなのですね。
 はい。根治する施術や一時的に症状を抑える方法、切らない治療など多岐にわたります。症状などにより、適した治療法が異なりますので、まずは医師へご相談ください。



 
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