くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2014/10/3掲載
 
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切らない治療をはじめ、ダメージを最小限に 「ワキガ・多汗症」と「たるみ」の治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
夏以外も相談が多いという「ワキガ」や「多汗症」の悩み。また、オールシーズン行われている「たるみ」の治療。それぞれで最近よく選ばれている治療法について、専門医に聞きました。

 ■「ワキガ」や「多汗症」の治療について教えてください。
 以前は、切開部分が広くて傷痕が残ってしまう切開法などが主流でした。今は、電磁波を当てて汗腺を破壊するマイクロウエーブ法や、汗腺の働きを抑制する薬液を注射する「ボトックス注入法」といった切らない治療がよく選ばれています。症状が重い場合は、カニューレという細い吸引管で汗腺を除去するローラークランプ法を用います。こちらは管を抜き差しする2〜3o程度しか切開の必要がなく、傷痕保護器具を使用しながらの施術なので、傷痕は脇のシワに紛れてほとんどわかりません。

 ■「たるみ」の治療法は?
 目元や口元の治療でよく行われるのは、糸を使ったリフトアップです。こめかみとシワの部分に小さな切り込みを入れて挿入した糸をこめかみ方向に引っ張り、たるみを解消します。糸の素材や形状は多様で、希望する効果や持続期間などで適した糸を選びます。また、切らない治療法としていま注目されているのは、高密度焦点式超音波を患部に照射する方法です。コラーゲンなどの生成が促進され、美肌効果が期待できます。そのほかの切らない治療法には、ヒアルロン酸注入法、レーザー治療などがあります。

 ■切らない治療も多いのですね。
 はい。切らない治療をはじめ、最近の治療は患者さんのダメージが少なくなりました。しかし、個人個人で適切な治療法が異なりますので、まずは医師へご相談ください。



 
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