くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2014/8/22掲載
 
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できてしまったシミ・肝斑 手術不要のレーザーで改善
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
夏休みのレジャーなどで長時間紫外線を浴びたお肌は、想像以上にダメージを受けているそうです。気になるシミや肝斑(かんぱん)の原因や治療法について、詳しく話を聞きました。

 ■シミはなぜできるのですか?
 紫外線を浴びると肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトがメラニンを産生し、それが沈着するとシミになります。治療は、このメラニン色素を除去するため、真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせて照射します。数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかすにも効果的です。

 ■肝斑について教えてください。
 頬骨や額、口周りに左右対称にできる薄茶色のシミが肝斑です。原因は、主に女性ホルモンの乱れといわれています。治療には専用のレーザーを用いるのですが、肝斑に通常のシミ治療を行ってしまうと逆に濃くなる場合もあるため、専門医による見極めが重要です。

 ■夏場の治療も可能ですか?
 もちろん可能です。日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなどの対策をしていただければ、夏場でも治療ができます。

 ■老けて見えるたるみも気になります。
  たるみには、RF(高周波)とレーザー光を同時に照射し治療します。皮膚の真皮層にきわめて軽いヤケドを起こし、コラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、顔全体がキュッと引き上げられます。1回でも十分なリフトアップ効果を実感でき、腫れや出血の心配はほとんどありません。シミ、肝斑、たるみは同時並行して治療できますので、詳しくはご相談ください。



 
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