くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2014/7/18掲載
 
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夏本番を前に、気になるシミとムダ毛! 手術不要のレーザー治療で改善
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
梅雨が明けると、いよいよ夏本番。そこで気になるのが、日焼けによってできるシミと、ムダ毛の対策ではないでしょうか? 治療法などについて詳しく話を聞きました。

 ■シミができる原因と治療法は?
 紫外線を浴びると、肌表皮の一番下にある色素細胞・メラノサイトがメラニンを産生し、それが沈着するとシミになります。メラニン色素を除去するため、真皮層までエネルギーを浸透させるRF(高周波)とIPL(光エネルギー)を組み合わせて治療します。数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかすにも効果的です。 

 ■肝斑について教えてください。
 頬骨や額、口の周りに左右対称にできる薄茶色のシミを肝斑(かんぱん)と呼び、主に女性ホルモンの崩れが原因といわれます。専用のレーザーを使用して治療しますが、肝斑に通常のシミ治療を行ってしまうと逆に濃くなる場合もあるため、専門医による見極めが重要となります。使用するレーザーは異なりますが、シミ・肝斑に加え、たるみの治療も並行して行えます。

 ■夏場も治療できますか?
 シミ、肝斑の治療は時季を選びません。ただし、「治療しているから心配ない」というわけではなく、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなどの対策は必要です。

 ■ムダ毛も気になります。
 医療レーザー脱毛にはさまざまな種類があります。RFとダイオードレーザー(光エネルギー)を組み合わせた治療法は、薄い毛にも効果を発揮し、ほとんどの部位に対応できます。数回の治療が必要ですが、確実性・安全性に優れています。また、毛穴を引き締めるため、美肌効果も期待できます。



 
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