くまにち メディカルインタビュー
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美容整形最前線 豊胸術

2005/9/24掲載
 
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一人一人に合わせた手術法を選択
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
最近は、豊胸手術を希望する女性が増えているそうです。“今よりも大きな胸になりたい”、という希望のほか、“垂れた胸を元通りにしたい”という方も多いのだとか。豊胸術について聞きました。

 ■豊胸術について教えてください。
 様々な胸の悩みに対応するためには、患者さん一人一人の体質などを詳しく調べた結果を基に、その患者さんに合った、最も効果的な治療法を選択しなければなりません。身長・体重・バスト・皮膚の状態・胸郭の形などを検査します。患者さんの悩みと希望と照らし合わせ、分析し、様々な豊胸術の中から最適なものを選択します。

 ■手術方法を教えてください。
 バッグと呼ばれる人工の乳腺を挿入します。このバッグは、3層構造などの丈夫なシリコン製の膜で、液状もしくはジェル状の内容物を包んだものです。また、バッグの形は、より自然にするために左右非対称のものが主流になっています。バッグを挿入する位置は、乳腺があまり発達していない方は大胸筋の下に、ある程度ボリュームのある方や子育てや年齢のために乳房が垂れ下がってしまった方は乳腺の下に挿入します。入院は必要ありませんが、術後1〜2日間は痛みを感じることがありますので、薬を処方します。その後も、バッグの位置が適切であるかなどを確認するために1〜2カ月に1回、約1年間は通院をお勧めします。  また、手術に抵抗がある方には、メスを使わない、ヒアルロン酸の成分を注入して大きく形良く整える方法があります。治療時間は30分程です。体内に吸収されるので、効果の持続期間は個人差がありますが、1〜2年ほどになります。



 
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