くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2014/4/4掲載
 
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進歩しているインプラント治療 利点、欠点を知り納得できる選択を
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
治療の幅が広がってきているというインプラント治療。新しい治療法や注意点などについて聞きました。

 ■最近のインプラント事情について教えてください。
 インプラントは中高年を中心にニーズが高まっている治療法です。顎の骨に人工歯根を埋め込む外科手術を伴うため、「本当はしたいけど不安」という方もいらっしゃるようですが、最近は立体的な画像診断ができる歯科用CTで精密な診断が可能になりました。その画像データを基にコンピューター解析で治療計画を立て、理想的な位置にインプラントを埋入するシステムも登場しています。また、手術が難しいとされていた顎の骨量が足りないケースなども、骨の再生療法を併用することで対応できるようになりました。

 ■インプラント治療を受ける上で大切なことは。
 治療を受ける前に、具体的な治療内容や術後のメンテナンスの内容、歯科医院側の設備・体制などについて、十分に説明を受けることです。治療に用いる人工歯や歯根はたくさんのメーカーが作っており、費用もさまざまです。5年、10年と将来的に長く持たせることを考えて、しっかりと検討しましょう。

 ■歯を失った方に対する治療の幅も広がっているとか。
 はい。例えば、総入れ歯のぐらつきが気になる方には、下顎にインプラントを埋め込み、既存の入れ歯を固定する方法。入れ歯自体も、バネがなく、見た目や着け心地の違和感が少ない特殊な樹脂でできたものがあります。歯科医院で勧められるままに決めるのでなく、それぞれの治療の利点、欠点を把握し、納得できる選択をすることが大切ですね。詳しくは歯科医師にご相談ください。



 
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