くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2014/3/14掲載
 
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レーザー治療でシミ・肝斑を改善 専門医による見極めが重要
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
紫外線量が増え始めるこれからの季節。春休みのお出かけなどで外出が増え、日焼けの心配も出てくる時季です。できてしまったシミについて、詳しく話を聞きました。

 ■シミができる原因は?
 主な原因は、紫外線です。子どもの頃は、どんなに日焼けしてもシミになりにくいのですが、ある一定の年齢になると、肌のターンオーバーの遅れなどでメラニン色素が沈着します。放っておくと増え、濃くなっていきます。

 ■治療法を教えてください。
 IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせて治療します。段階的にメラニン色素を除去する方法で、数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかすにも対応できます。IPLの光には、さまざまな波長が含まれるため、たるみや赤ら顔、くすみ、産毛のケアも期待できるでしょう。シミ治療をしながら、同時にたるみの治療を行うことも可能です。

 ■施術中、痛みはありませんか?
 レーザー治療では、出血の心配はありません。治療後、少し赤みが出る程度です。ダウンタイムがなく直後からメークもできるため、仕事を休む必要もありません。

 ■よく耳にする肝斑(かんぱん)とシミの違いは?
 頬骨や額、口の周りに左右対称にできる薄い茶色の色素沈着を肝斑と呼びます。主に女性ホルモンのバランスが崩れるとでき、紫外線によっても悪化するといわれています。治療には専用のレーザーを照射しますが、肝斑に通常のシミの治療を行うと、逆に濃くなるケースもあります。そのため、専門医による見極めが重要です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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