くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2014/2/7掲載
 
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進歩しているインプラント治療 十分な説明を受け納得のできる選択を
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
治療の幅が広がってきているというインプラント治療。新しい治療法や注意点などについて聞きました。

 ■最近のインプラント事情について教えてください。
 インプラントは、外科手術によって顎の骨に人工歯根を埋め込み、人工歯を取り付けて固定するというものです。自然な見た目や噛(か)み心地を得られることから、「第2の人生を楽しみたい」と50〜60代を中心に希望する方が増えています。立体的な画像診断ができる歯科用CTで精密に診断できるようになっただけでなく、最近はその画像データを基にコンピューター解析で治療計画を立て、理想的な位置にインプラントを埋入するシステムも登場しています。また、以前はインプラント手術が難しいとされていた顎の骨量が足りないケースなども、骨の再生療法を併用することで対応できるようになりました。

 ■インプラント治療を受ける上で大切なことは。
 治療に用いる人工歯や歯根はたくさんのメーカーが作っており、さまざまなタイプがあります。また、良い状態を保つには治療後のメンテナンスも重要です。治療を受ける前に、費用面だけでなく、具体的な治療内容や術後のメンテナンスの内容、歯科医院側の設備・体制などについても十分に説明を受け、ご自身が納得できる治療を選択することが大切でしょう。現在、総入れ歯を使用している方で、ぐらつきが気になる場合は、インプラントで既存の入れ歯を固定させる方法もあります。インプラント治療は日々進歩しており、治療の幅が広がっています。以前「インプラントができない」と診断を受けて諦めている方も、歯科医師にご相談ください。



 
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