くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2014/2/7掲載
 
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白くて美しい歯が笑顔を魅力的に 状態に合わせて最適な審美治療を
 
浜坂歯科医院 院長
松 尚史氏
春になると学校や職場が変わるなどして、新しい出会いも多くなります。そんなとき、歯や歯並びが美しい人に出会うと、笑顔がより魅力的な人として心に残るもの。歯をきれいにする審美治療について聞きました。

 ■「歯を美しくしたい」という人が増えているそうですね。
 以前は、歯の美しさを追求するのはアナウンサーや芸能人など特別な職業の人と思われがちでした。しかし、最近は一般の方も「歯が悪くなったら治療する」という考えから一歩進み、「より健康的な歯、きれいな歯にしたい」という思いが高まってきているようです。これは、予防歯科の観点からも喜ばしいことです。

 ■どのような治療がありますか。
 歯や口元を美しくする歯科治療として、歯を漂白するホワイトニングが一般的になってきました。また、女性の方がネイルでつけ爪をするように、歯の表面に薄い板状のセラミックを接着するラミネートベニアや、すべての差し歯をセラミック化するオールセラミック・クラウンなども増えつつあります。

 ■それぞれの治療について詳しく教えてください。
 ホワイトニングは歯を白くする薬剤を塗り、特殊な光を当てる方法です。医院で約1時間、1回の施術でも白くなりますが、歯の色には個人差があるため、治療期間や回数は患者さんにより異なります。この治療法は、知覚過敏の方にも対応できます。また、ラミネートベニアは歯の表面を最小限削り、セラミック製の薄いシェルを装着します。歯並びの乱れや歯の隙間、部分的な欠け、治療後が汚く見える歯などを、美しく見えるよう施術します。そして、オールセラミック・クラウンは、歯の詰め物やかぶせ物をすべて金属からセラミックに変える方法で、自分の歯と同じような自然な透明感があります。変色した差し歯や、金属のかぶせ物をした歯などを美しく見せるのに有効です。

 ■強度はどれくらいですか?
 ラミネートベニアは通常の虫歯治療の詰め物やかぶせ物と同程度の強度があり、オールセラミック・クラウンは天然の歯に近いレベルです。両方とも金属を使わないためアレルギーを起こしにくく、体にやさしい治療といえるでしょう。審美治療は自費治療です。患者さん一人一人の歯の状態に合わせ、理想的な美しさの色や形に近づける最適な治療方針を決めていきます。詳しくは医師にご相談ください。



 
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