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美容外科編

2014/1/10掲載
 
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痛みが少なく、翌日からの仕事も可能 「タルミ」「ワキガ・多汗症」の最新治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
「術後すぐに日常生活に戻れる」「傷跡が目立たない」などの理由から、最近は50代、60代の患者も多い「切らない施術」。中でも、多く用いられている顔の「タルミ」や「ワキガ・多汗症」の治療内容について聞きました。

 ■顔の「シミ」や「タルミ」の切らない治療とはどのようなものですか?
 いま注目されている治療法は「PDOリフト」です。これは生体適合性の高い極細糸(フェザー)を顔のたるんだ部分に挿入し、皮膚の内側からタルミを引っ張り上げる方法です。引っ張る方向や強さを調節することで、希望する仕上がりに近づけることができます。施術時間は頬なら片方で約15分。メスで切開せず、使用する糸も極細なので傷口は最小限で済み、腫れや痛みもほとんどありません。施術当日からメークやシャワーも可能で、翌日から仕事にも復帰できます。忙しい女性や切開はしたくないという方にも適した方法といえるでしょう。このほか、ボトックス注入法やレーザーによる治療法もあります。シミや肝班(かんぱん)、くすみ、赤ら顔、ニキビ痕などには、各種レーザー治療やIPL(光治療)をおすすめします。

 ■「ワキガ・多汗症」の、治療について教えてください。
 ワキガや多汗症の原因となる汗腺に電磁波(マイクロウェーブ)を照射する「マイクロウェーブ法」という治療法があります。照射することで汗腺を破壊し、発汗やニオイの発生を半永久的に防ぎます。治療は両脇約60分で済み、治療には麻酔を使用するので、痛みはほぼ感じません。また、「一時的に症状を抑えたい」「手足の多汗症を治したい」といった場合は、薬液で汗腺の働きを抑える「ボトックス注射」がよいでしょう。乳輪やアンダーヘアからのワキガにも効果があります。



 
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