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美容外科編

2013/12/6掲載
 
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「タルミ」「ワキガ・多汗症」の最新治療 切らない治療法なら翌日から仕事も可能
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
加齢とともに目立ってくる顔の「タルミ」や、冬でもニオイや汗に悩んでいる人が多い「ワキガ」「多汗症」。いずれも他人からの視線が気になりますよね。最新の技術や主な治療法について話を聞きました。

 ■「タルミ」はどのような治療法がありますか?
 いま注目されている治療法は「PDOリフト」です。これは生体適合性の高い極細糸(フェザー)を顔のたるんだ部分に挿入し、皮膚の内側からタルミを引っ張り上げる方法です。施術時間は頬なら片方で約15分。メスで切開しないため、傷口は最小限で済み、腫れや痛みもほとんどありません。このほか、ボトックス注入法やレーザーによる治療法もあります。シミや肝斑(かんぱん)、くすみ、赤ら顔、ニキビ痕などには、各種レーザー治療やIPL(光治療)がおすすめです。

 ■「ワキガ」「多汗症」の治療は切開するイメージがあり、痛みや傷跡、通院などいろいろ心配ですが…。
 心配はいりませんよ。最近よく用いられる治療法のひとつ「マイクロウェーブ法」を紹介します。これはワキガや多汗症の原因となる汗腺に電磁波(マイクロウェーブ)を照射する方法です。切開することなく汗腺を破壊し、発汗やニオイの発生を半永久的に防ぎます。治療は両脇約60分。治療には麻酔を使用するので、痛みはほぼ感じません。ほかにも、薬液で汗腺の働きを抑える「ボトックス注射」などがあります。

 ■術後のケアは?
 施術当日からシャワーが可能で、すぐに日常生活に戻れます。切開する治療法と違い、術後のガーゼ交換や抜糸のための通院も不要です。手術が怖くて不安な方や仕事で多忙な方におすすめの治療法ですね。詳しくは専門医へご相談ください。



 
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