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美容外科編

2013/11/8掲載
 
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切らない施術法で患者の負担軽減 「ワキガ・多汗症」「タルミ・シミ」の悩み改善
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
「日常生活にすぐ戻れる」「傷跡が目立たない」などの理由から、多くの患者に選ばれる「切らない施術」。中でも、よく用いられている「ワキガ・多汗症」や、顔の「タルミ・シミ・シワ」の治療内容について聞きました。

 ■肌寒くなってきましたが、ワキガや多汗症に悩む方は多いですか?
 冬にかけてのこれからの季節、厚着をしたまま暖房にあたるため、汗をかいたり蒸れたりと、脇のニオイを気にされる方は多いです。ワキガや多汗症を治すためには、汗腺自体を取り除くか、汗腺の働きを抑制するか、大きく2つの方法があります。

 ■主流の治療法を教えてください。
 ワキガや多汗症の原因となる汗腺に電磁波(マイクロウェーブ)を照射する「マイクロウェーブ法」がよく選ばれます。切開することなく汗腺を破壊し、発汗やニオイの発生を半永久的に防ぎます。治療は両脇約60分。治療には麻酔を使用するので、痛みはほぼ感じません。ほかにも、薬液で汗腺の働きを抑える「ボトックス注射」などがあります。

 ■顔のタルミやシミの切らない治療とは、どのようなものですか?
 いま注目されている治療法は「PDOリフト」です。生体適合性の高い極細糸(フェザー)を顔のたるんだ部分に挿入し、皮膚の内側からタルミを引っ張り上げる方法です。施術時間は頬なら片方で約15分。メスで切開しないため、傷口は最小限で済み、腫れや痛みもほとんどありません。このほか、ボトックス注入法やレーザーによる治療法もあります。シミや肝斑(かんぱん)、くすみ、赤ら顔、ニキビ痕などには、各種レーザー治療やIPL(光治療)がおすすめです。症状によって治療法が異なるので、まずは専門医にご相談ください。



 
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