くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2013/11/1掲載
 
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さまざまなタイプがあるインプラント 十分な説明を受け納得できる選択を
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
50〜60代を中心に人気が高まっているというインプラント治療。治療法や注意点などについて聞きました。

 ■最近のインプラント事情について教えてください。
 インプラントは、外科手術によって顎の骨に人工歯根を埋め込み、人工歯を取り付けて固定するというものです。自然な見た目や噛(か)み心地が得られることから、「第2の人生を楽しみたい」と50〜60代を中心に希望する人が増えています。最近は立体的な画像診断ができる歯科用CTが登場し、従来の平面画像では見えなかった部分まで精密に診断できるようになり、治療の幅が広がっています。

 ■全身や口の中に疾患があっても治療は受けられますか。
 自己免疫疾患や糖尿病、心疾患などの全身疾患がある方は、体の状態によっては治療が受けられない場合があります。また、歯周病などの口腔(こうくう)疾患がある場合は、その治療が優先です。顎の骨質が悪い、骨量が足りないなどの場合、以前はインプラント治療が難しいとされていましたが、最近は骨の再生療法を併用した治療が可能になりました。歯科用CTを用いると、残っている骨が確認できるケースもあります。

 ■インプラント治療を受ける上で大切なことは。
 インプラントには人工歯や歯根の形状・材質にさまざまなタイプがあり、それによって費用も異なります。また、医師の経験と技術、治療後のメンテナンスも重要です。費用面だけでなく、具体的な治療内容や術後のメンテナンスの内容、歯科医院側の設備・体制などについても十分に説明を受け、ご自身が納得できる治療を選択することが大切です。



 
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