くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2013/10/18掲載
 
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インプラントと矯正を併用した治療方法 残った歯を生かして自然な口元に
 
パール歯科・矯正歯科クリニック 理事長/総院長
前田 明浩氏
ずいぶん一般的になっているインプラント。最近では矯正と組み合わせた治療方法もあるそうです。最新のインプラント治療について聞きました。

 ■歯を失った場合、どのような治療方法があるのでしょうか。
 歯周病などが原因で歯がぐらついたり、歯を失ったりして治療が必要になった場合、その選択肢の一つにインプラントという治療方法があります。最近は技術が進歩し、インプラントにもさまざまな方法が登場しています。例えば、多くの歯を失い土台が痩せてしまったケースや、「入れ歯はどうしても入れたくない」という方には、最低4本以上のインプラントを埋入することで、全ての歯を支えることができる「即日固定式インプラント」という方法があります。治療したその日に歯が入り、自分の歯のような噛(か)み心地で、自然な口元に近づけます。

 ■自分の歯が残っている場合、それを生かす方法はありますか。
 もともと歯並びがガタガタで自分の歯が残っていれば、矯正治療が有効な場合があります。残った歯を動かして歯並びを整えることで、インプラントを入れずに済む場合もあり、審美面での満足度も高いようです。また、インプラントと矯正治療を併用する方法もあります。

 ■選択肢が広がれば、治療の結果にもより満足できそうですね。
 お口の状態は一人一人異なります。歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が連携しながら総合的に診断し、個々の状態や希望に合わせて治療計画を立てることが大切です。また、噛む機能を維持していくには、虫歯や歯槽膿漏(しそうのうろう)などの歯科疾患も含め、お口の健康をトータルでサポートしていくことが必要です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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