くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2013/10/4掲載
 
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インプラント治療はメンテナンスが大切 十分な説明を受け納得のできる選択を
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
50〜60代を中心に人気が高まっているというインプラント治療。治療法や注意点などについて聞きました。

 ■最近のインプラント事情について教えてください。
 インプラントとは歯を失った人が噛(か)む機能を回復する治療法の一つで、顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込み、人工歯を取り付けて固定するというものです。自分の歯と同じような見た目や噛み心地が得られることから、50〜60代を中心に人気が高まっています。最近は立体的な画像診断ができる歯科用CTが登場しており、術前に骨の位置や幅などを確認できるので、よりスムーズな治療が可能になりました。

 ■納得できるインプラント治療を受けるために大切なことは。
 インプラントにはさまざまなタイプがあり、それによって費用も異なります。また、より良い治療結果に導くには医師の経験と技術、治療後のメンテナンスも重要です。事前に治療内容や費用、術後のメンテナンスの内容、歯科医院側の体制などについて十分に説明を受け、納得できる治療を選択することが大切です。

 ■治療後に気をつけることは。
 インプラントを長く維持するには、歯科医師や衛生士による定期的なメンテナンスで、口内環境を清潔に保つことが大事です。もちろん、インプラント治療を受けた人に限らず、悪くなる前に定期受診する「予防歯科」の意識を持つことは、歯の健康づくりに欠かせないこと。歯科=怖いというイメージがあり足が遠のく方が多いので、歯科医師や衛生士が患者さんとコミュニケーションを図り、恐怖心をやわらげることも大切ですね。



 
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