くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 皮膚科 インタビュー一覧> 皮膚科 最前線
 
皮膚科編

2013/8/2掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
夏に多い虫刺されや日焼けのトラブル 適切な予防と早めの治療を心がけて
 
なかむら皮ふ科形成外科 院長
中村 徳志氏
プールやキャンプ、バーベキュー、花火など屋外で活動することの多い夏休みは、虫刺されや日焼けのトラブルが多くなります。虫刺されや日焼けをしたときの注意点について聞きました。

 ■虫に刺された際の正しい対処法とは。
 人を刺す虫は蚊やブヨ、ハチ、アブ、毛虫、ノミ、ダニ、ムカデなど、いろいろです。虫に刺されたら、まず冷やしてなるべく引っかかないようにし、かゆみ止めの軟膏を早めに塗りましょう。ただしムカデの場合は、刺されてすぐは温めた方が解毒作用があるといわれています。また虫よけスプレーも効果はありますが、肌を露出しないことも大切です。

 ■患部を引っかいて、ひどくなるケースもありますね。
 子どもの場合、しっかりと治療しないと、悪化して「とびひ」のようになることがあるので要注意です。かゆくなりやすい体質の人は、適切な治療をしないと、かゆみが持続します。かき続けることで慢性の湿疹になり、何年も治らないことがあります。内科の病気と同じで、皮膚病も慢性化すると治りにくくなるのです。このような症状があれば、皮膚科を受診しましょう。

 ■日焼けの注意点を教えてください。
 長時間、屋外で活動する場合は、日焼け止めを2〜3時間ごとに塗りましょう。ひどい日焼けをすると、やけどのような症状になるとともに、シミや皮膚がんの原因になることもあります。特に、普段あまり紫外線に当たらない人は注意が必要です。ひどい日焼けをした場合や、日焼け後のシミが気になる方は、皮膚科専門医にご相談ください。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ