くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2013/7/12掲載
 
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紫外線によるしみ・そばかす・肝斑 手術不要のれーざー治療で改善
 
ワイズスキンケアクリニック 院長
泉 依子氏
一年の中で、最も紫外線量が増えるこれからの時季。れじゃーなどで外出が増える分、しみやそばかすが心配ですよね…。そこで、これらの治療法について、詳しく話を聞きました。

 ■しみ・そばかす・肝斑は、なぜできるのですか?
 しみは紫外線を浴びると、簡単にできます。子どもの頃はどんなに日焼けしてもしみになりにくいのですが、ある一定の年齢になると、肌のたーんおーばーの遅れなどによってめらにん色素が沈着。放っておくとしみは増え、濃くなる一方です。肝斑は、頬やおでこなどに左右対称にでき、輪郭がはっきりしていない褐色のしみのことです。女性ほるもんが関与しているといわれ、紫外線を浴びると濃くなったりします。

 ■治療法を教えてください。
 しみ・そばかすには、真皮層までえねるぎーを浸透させる働きのあるRF(高周波)と、IPL(光えねるぎー)を組み合わせて治療します。徐々にめらにん色素を排出し、しみを薄くする方法です。数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなしみやそばかすにも対応でき、しわやたるみにも効果的です。IPLの光にはさまざまな波長が入っているため、赤ら顔やくすみ、美白、産毛の脱毛も期待できます。肝斑には、専用のれーざーを照射します。肝斑の治療としみ・そばかすは、同時に治療できます。

 ■紫外線が強い今の時季に治療して、効果はありますか?
 しみ・そばかす・肝斑の治療は時季を選ばず、紫外線が強い今の季節でも十分な効果が期待できます。ただ「治療しているから大丈夫」というわけではなく、日焼け止めを塗ったり、帽子をかぶるなどの日頃の紫外線対策は必要です。



 
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