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美容外科編

2013/7/5掲載
 
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気になるワキガ・多汗症、豊胸、痩身のこと “切らない治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
夏は多量に汗をかき、脇からニオイや汗じみが─。また、肌の露出が多くなるため、バストやウエスト、太ももなどの体形も気になりますよね。今回は、ワキガ・多汗症、豊胸、痩身の切らない治療について聞きました。

 ■ワキガや多汗症の治療について教えてください。
 多量の汗をかく夏は特に多いですが、実は季節を問わず相談が多い内容です。最近では切らない治療が主に用いられています。切開しないため日常生活にすぐ戻れ、患者さんの身体的、精神的負担が少なくて済むためです。具体的な方法としては、マイクロウェーブ法があります。これは電磁波(マイクロウェーブ)を患部に当て、ワキガや多汗症の原因となる汗腺を破壊する方法です。治療時間は両脇で約60分。汗腺が機能しなくなるため、半永久的な効果が期待できます。一時的に症状を抑えたい場合は「ボトックス注射」をおすすめします。効果は半年〜1年ほどですが、乳輪やアンダーバストからのワキガ、手足の多汗症にも有効です。

 ■豊胸や痩身も、切らずに治療できるのですか?
 可能です。豊胸の場合は「ヒアルロン酸注入法」が良いでしょう。体内に含まれている成分であるヒアルロン酸を、希望箇所に注入する方法です。注入量や注入箇所が選べるため、サイズアップはもちろん、谷間メークや左右のバランス調整も可能です。痩身の場合は、専用機器で血液と脂肪を分離し、脂肪のみを冷却、破壊する「冷凍脂肪溶解術」があります。また、脂肪組織に直接薬液を注入して脂肪分解を促進する「脂肪融解注射」という方法もあります。いずれも部分痩せが可能です。詳しくは、医師へご相談ください。



 
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