くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2013/7/5掲載
 
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夏休みは矯正治療を始める好機 外科処置を併用すれば治療期間短縮も可能
 
パール歯科・矯正歯科クリニック 理事長/総院長
前田 明浩氏
近年、治療法の選択肢が広がっている矯正。矯正期間を短縮するための工夫が取り入れられた治療法や受診のタイミングなどについて聞きました。

 ■さまざまな矯正治療が登場していますね。
 矯正治療は近年、とても技術が進み、患者さんの選択肢が広がってきています。しかし、矯正治療をしたいと思っていても、治療期間が長くかかるのが嫌で治療に踏み切れないという人もいらっしゃるようです。スピーディーに治療したいという人には「コルチコトミー法」という、手術を併用した矯正方法をお勧めしています。(ただし成人のみ)

 ■コルチコトミー法とはどのような矯正ですか?
 歯根の周囲に割れ目を入れる外科処置をすることによって、歯を早く移動させることができます。この方法と並行して、歯の裏側に矯正装置を付ける「見えない矯正」や、取り外し可能な透明のマウスピース、矯正用のミニインプラントなどを組み合わせることで、見た目も目立たず、よりスピーディーに治療を進められるようになりました。

 ■受診のタイミングは。
 矯正治療は検査や診断・説明、装置の調整など、最初の段階で通院していただく頻度が高くなります。学生さんの場合は、時間にゆとりのある夏休みが治療を始める好機ではないでしょうか。また、休み中の心穏やかな時期のほうが、矯正装置にも慣れやすいと思います。特に、受験や就職活動の時期までに歯並びを整えたいという人は、中1、高1、大学1〜2年生の夏休みのうちに受診されることをお勧めします。最初の来院から実際に矯正装置が入るまで約1カ月はかかりますので、歯並びが気になる人は早めに専門医に相談しましょう。



 
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