くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2013/6/14掲載
 
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早めの治療が大切な薄毛・白髪の育毛治療 切らないシミ・シワ・タルミの肌治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
年齢を重ねると気になってくる、毛髪の薄さや白髪、顔のシミ・タルミのこと。昔のような若々しさを取り戻したいものですよね。今回は薄毛・白髪とシミ・タルミの治療について話を聞きました。

 ■薄毛や白髪は治療で治るのですか? その治療法は?
 はい。治療で以前のような毛髪状態にすることが可能です。育毛治療は手軽にできますし、早めの治療が大切です。薄毛や白髪の原因は、加齢、AGA(男性型脱毛症)、休止期脱毛症などが挙げられます。いずれも成長因子が不足し、毛髪成長シグナルが停止することで起こります。主な治療法に「成長因子スタンプ法」があります。頭皮にマイクロポア(極小穴)を作り、そこから多量の成長因子を配合した薬液を注入する方法です。毛髪の生成が促進され、健康な髪の発毛が活性化されます。毛髪量が増える上、黒々とした髪が生えてくるので、白髪も改善されます。そのほか、ミノキシジルなど飲む発毛剤での治療も有効です。

 ■顔のシミやタルミの治療法は?
 最近よく用いられている、タルミの切らない治療法に「PDOリフト」があります。生体適合性が高い糸(フェザー)をたるんだ部分に挿入し、皮膚の内側からタルミを引っ張り上げます。引っ張る強さや角度を調整することで、自然な仕上がりになります。極細糸を使用するので傷跡は最小限で済み、腫れもほとんどありません。手術時間は、頬なら片方約15分。そのほか、ボトックス(薬液)やレーザーを用いる治療もあります。シミや肝斑(かんぱん)、くすみ、赤ら顔、ニキビ痕などは、各種レーザー治療やIPL(光治療)が適しています。症状によって治療法が異なりますので、まずは専門医へご相談ください。



 
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