くまにち メディカルインタビュー
   HOME > 美容整形 インタビュー一覧> 美容整形 最前線
 
美容外科編

2013/5/17掲載
 
MENU
美容整形
美容皮膚
ダイエット
内科
心療内科
歯科
皮膚科
婦人科
肛門科
がん治療科
小児科
眼科
整形外科
耳鼻咽喉科
神経内科
泌尿器科
放射線科
循環器内科
医療福祉
消化器外科
形成外科
味覚障害
免疫治療
血管外科
精神科
切らないタルミ、シミ、シワなどの肌治療 手軽な白髪、薄毛の育毛治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
美容外科において、中高年齢層の女性からの相談が多いのが、顔のタルミやシミ、シワについて。また、白髪や薄毛など、髪に関する悩みも多いのだそう。それぞれの治療法について話を聞きました。

 ■顔のタルミ、シミ、シワなど、肌治療について教えてください。
 タルミ治療の代表格「PDOリフト」では、生体適合性の高い糸(フェザー)を改善したい部分に挿入し、皮膚の内側からタルミを引っ張り上げ、症状を改善します。糸は極細なので傷跡は挿入するわずかな部分で済み、腫れもほとんどないのが特長です。頬なら片方約15分で終了します。そのほか、レーザー治療やボトックス(薬液)を注入する方法もあります。シミや肝斑(かんぱん)、くすみ、赤ら顔、ニキビ痕などに関しては、各種レーザー治療やIPL(光療法)が有効です。シワ治療では、ヒアルロン酸やボトックスを注入して、皮膚の内側からシワの溝を押し上げます。

 ■薄毛や白髪も治療で治ると聞きましたが。
 はい。女性の薄毛の要因は加齢のほか、AGA(男性型脱毛症)、休止期脱毛症などがあります。いずれも成長因子が不足し、毛髪成長のシグナルが止まってしまうことが主な原因です。最新治療法「成長因子スタンプ法」では、頭皮にマイクロポア(極小穴)を作り、そこから薬液を注入します。多量の成長因子を配合した薬液が毛髪の生成を促進、健康な髪の発毛が活性化されます。黒々とした髪が生えてくるので、同時に白髪も改善されます。そのほか、ミノキシジルなど、飲む発毛剤での治療も有効です。特にAGAは進行性の病気なので、早めに専門医へ相談されることをおすすめします。



 
無断転載は禁じます。
掲載の記事、写真等の著作権は熊本日日新聞社または、各情報提供者にあります。
Copyright Kumamoto Nichinichi Shimbun
  (c) 熊本日日新聞社 〒860-8506 熊本市中央区世安1-5-1
くまにち.com トップページへ