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美容外科編

2013/5/3掲載
 
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切らないワキガと多汗症治療 手軽な豊胸、痩身(部分やせ)治療
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
「ダウンタイム(安静期間)が少なく、仕事や私生活にすぐ復帰できる」と、いま美容外科において多くの患者さんが選んでいる“切らない治療"。中でも「ワキガ」「多汗症」「豊胸」「痩身」について話を聞きました。

 ■ワキガや多汗症の原因と、切らない治療法を教えてください。
 ワキガや多汗症は、汗腺の働きが影響しています。ワキガは、汗腺から出る汗を皮膚常在菌が分解する際に発生する、あの独特なニオイが原因です。いま主流の切らない治療法は「マイクロウェーブ治療」です。これは、皮膚の表面に電磁波を照射し、汗腺を破壊して発汗作用を抑える方法です。一時期だけニオイや発汗を抑えたい場合は「ボトックス注射」が良いでしょう。汗腺の働きを抑制する薬液(ボトックス)を注射器で患部に注入する方法で、施術時間は5〜10分程度、効果は半年〜1年持続します。ボトックス治療は、乳輪やアンダーバストからニオイが発生するワキガや、手足からの多量の発汗の治療にも効果があります。

 ■「豊胸」と「痩身」の切らない治療法とは?
 豊胸では「ヒアルロン酸注入法」が多く用いられます。希望する箇所にヒアルロン酸を注入し、ボリュームアップさせます。注入箇所や注入量を調整することで、谷間を作ったり、左右のバランスを整えることもできます。また、痩身の場合は「冷凍脂肪溶解術」「脂肪融解注射」があります。前者は専用機器を痩せたい部分に当てて血液と脂肪を分離させ、脂肪のみを冷却、破壊します。後者では、冷却して痛みを軽減しながら、脂肪組織に直接薬液を注射して脂肪分解を促進します。いずれも施術部位が選べるので、部分やせが可能です。



 
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