くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2013/4/26掲載
 
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毎日8〜10時間の装着で自然な歯並びへ 治療中の負担少ないマウスピース矯正
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
歯並びをきれいにしたくても、「装置が目立つのが嫌」という人も多いようです。治療中のストレスが少なくて済むという矯正治療について聞きました。

 ■矯正装置に抵抗がある人も取り組みやすい治療法があるとか。
 治療中の見た目や違和感が気になるという方には、取り外し可能なマウスピース矯正という方法があります。日本人の歯科医師が考案したこの方法は、矯正用の透明なマウスピースを、寝ている時間を含む8〜10時間、毎日装着して歯を動かすというものです。日本人向けに開発されたマウスピースですので、日本人に多い前歯がガタガタになる叢生(そうせい)のような、比較的難しい症例にも対応しています。

 ■装着時の痛みは?
 装置が薄くて軽いので、痛みはあまりありません。装着して寝る際に最初は少し違和感があるかもしれませんが、毎日装着するうちに慣れてきます。仕事や食事、歯磨きの際は取り外して普段通りの生活ができます。治療中のストレスが少なく、20〜30代の女性を中心に人気が高まっています。

 ■虫歯や歯周病がある場合はどうすれば?
 歯並びは、虫歯や歯周病のリスクとも深い関係があります。矯正治療に入る前に口内環境を整える治療が必要なケースもありますし、矯正治療の途中で虫歯になってしまう方もいらっしゃいます。また、歯周病も日本人の80%が罹患(りかん)しているといわれるほど増えており、患者さんご本人のホームケアも大切になってきます。口内を健康な状態に導けるよう、歯科医師がトータルでサポートすることも大切ですね。



 
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