くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2013/4/12掲載
 
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さまざまな選択肢があるインプラント 十分に説明を受けて納得のいく治療を
 
ワタナベ歯科 院長
渡邉悟朗 氏
日本でもずいぶん一般的になった「インプラント治療」。治療の選択肢が広がる中、患者はどのようなことに注意すればよいのでしょうか。治療法などについて聞きました。

 ■インプラントとは?
 骨に土台を埋め込み、その上に人工の歯を固定する治療法です。日本をはじめ、アジアや欧米諸国でもスタンダードな歯科治療として広く取り入れられています。口腔がんや骨髄炎、外傷などで歯を失った人の口腔顔面再建治療としても認知されています。治療により咀嚼(そしゃく)能力が高まることで、おいしく食事ができ、胃や腸が活性化する効果も期待できます。

 ■メディアでインプラント治療のトラブルが取り上げられ、治療に不安を抱いている人も多いと聞きます。
 インプラントは外科手術が伴うため、不安に思う人もいらっしゃいますが、CT画像による診断技術の進歩で、より的確に治療が行えるようになりました。骨の状態が良ければ5〜10分程度の短い手術時間で済み、術後の回復も比較的早いと言えます。また、ひと言でインプラントと言ってもさまざまな治療法があり、できるだけ患者さんに身体的・精神的負担がかからないよう治療を行うには、担当する歯科医師の経験と技術も大きく関係してきます。歯科医師に十分説明を受け、きちんと納得された上で治療を受けられることをお勧めします。

 ■外傷の場合はどうすれば?
 歯や口は日常生活の中で意外と外傷を受けやすいのですが、特殊な診断や処置を必要とする場合もあり、すべての歯科医院で対応しているわけではありません。外傷がある場合は予後に影響しないよう、早急に専門の医師にご相談ください。



 
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