くまにち メディカルインタビュー
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美容皮膚科編

2013/2/22掲載
 
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切らずにたるみ、シミ、シワを同時に改善 手術不要のレーザー治療
 
熊本アールスキンケアクリニック総院長
三原 栄作氏
医学博士
人前に出る機会が増えるこれからの季節。卒業式や入学式など、大切な行事を控えている方も多いのでは。今の時季は乾燥がひどく、シミやシワ、たるみが目立ちやすくなってしまうとか。詳しく話を聞きました。

 ■シミ・シワ・たるみの治療法について教えてください。
 シミは、IPL(光エネルギー)とRF(高周波)を組み合わせて治療します。段階的にメラニン色素を除去するため、数回の施術が必要ですが、顔全体の小さなシミやそばかすにも対応できます。シワやたるみには、2つの異なる波長のレーザー熱を、同時に照射します。皮膚の真皮層に軽いヤケドを起こし、コラーゲンやエラスチンの産生を高める方法で、顔全体がキュッと引き上げられます。シミ・シワ・たるみのすべてを改善したい場合は、これらの治療を同時に行う、コンビネーション治療が適しています。

 ■施術中、痛みを伴うことはありませんか?
 前述したレーザー治療は、メスを使用しないため、腫れや出血の心配もなく、治療後は少し赤みが出る程度です。直後からメークもできるため、職場で休みを取る必要もなく、比較的受けやすい治療法ではないでしょうか。

 ■レーザー治療では、どんなシワにも対応できるのですか?
 ちりめんジワから深いシワまで、対応できます。ただ、目の下のくぼみ・ほうれい線などの深い溝状のシワには、ヒアルロン酸の注入をお勧めしています。また、頬骨や額、口の周りに左右対称にできる薄い茶色のシミを肝斑(かんぱん)と呼びますが、この治療には専用のレーザーを使用します。シミ・シワ・肝斑は、並行して同時治療が可能です。詳しくは専門医にご相談ください。



 
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