くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2013/2/8掲載
 
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睡眠含む8〜10時間の装着で歯を移動 ストレス少ないマウスピース矯正
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
「歯並びが気になるけれど、矯正装置には抵抗がある…」という人も多いのではないでしょうか。治療中のストレスが少なくて済むという矯正治療について聞きました。

 ■矯正装置に抵抗がある人でも取り組みやすい治療法があるとか。
 矯正用の透明なマウスピースを、寝ている時間を含む毎日8〜10時間装着して歯を動かすという方法があります。装置が薄くて軽く、違和感や痛みもあまりありません。仕事や食事中は取り外した状態で過ごせるので、治療中のストレスが少なくて済みます。また、歯磨きも普段通り行えますので、口内環境を清潔に保つことができます。

 ■ガタガタの歯並びでも、この方法で治るのでしょうか。
 顎に対して歯の本数が多い場合は、抜歯をして歯並びを整えていきます。ワイヤー矯正に比べると適応する症例は少なくなるかもしれませんが、比較的難しい症例にも対応可能です。マウスピースは2週間に1回、交換が必要です。歯の状態や年齢によって異なりますが、20代の方なら約2年、30代なら3年くらいで、自然な歯並びに整います。ただし、患者さんが矯正器具を外しっぱなしにしていると、治療の効果が出にくくなります。

 ■歯科治療が怖くて歯科に行くのをためらう人もいるそうですね。
 痛い、怖いというイメージから、悪くなるまで放っておく方が少なくありません。虫歯治療の場合は、ゆっくり麻酔薬を入れる「無痛麻酔」という方法もあります。また、医師や衛生士が患者さんとコミュニケーションを図り、緊張感をほぐすことも大切ですね。お気軽にご相談ください。



 
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