くまにち メディカルインタビュー
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美容外科編

2012/12/14掲載
 
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切開せず美しいスタイルに 冷凍脂肪溶解術・注入豊胸術
 
共立美容外科熊本院長
山田 雅明氏
ボリュームのあるバスト、くびれたウエスト、スリムな二の腕や足─。メリハリのあるボディーは、あこがれますよね。切らずにできる豊胸術と痩身術について話を聞きました。

 ■切開には抵抗がある女性は多いと思いますが、切らずにスタイルを良くすることは可能ですか?
 はい、可能です。例えばバストに関して言えば、ヒアルロン酸を注射器で注入することにより、サイズアップや形を美しく仕上げることができます。ヒアルロン酸は注入箇所や量が選べますので、両乳房の内側に注入して谷間を作ったり、片方の乳房にだけ注入して左右のサイズを合わせるなど、患者さんの希望に沿った施術が可能です。施術時間は約10分と短く、切らないため入院やダウンタイム(安静期間)がほぼ必要ありません。乳腺を傷つけないため、妊娠や授乳に影響することもありません。自分のお腹や太ももなどから吸引した脂肪を注射器でバストに注入する方法もあります。

 ■部分やせも切らずにできるのでしょうか?
 可能です。吸引器で脂肪を吸引する従来の方法のほか、最近では脂肪細胞を冷凍して破壊する痩身術が注目されています。これは、脂肪内のトリグリセリド(中性脂肪)が特定の低温で個体に転化する特性を利用した方法で、やせたい部分に冷凍脂肪溶解マシンを当て、血液と脂肪を分離してから脂肪細胞を冷却して破壊します。麻酔は使わず、50分程度で終了します。痛みは脂肪をつまむ感覚程度で、冷却時にはほとんど感じません。施術の翌日に患部に内出血が見られる場合がありますが、切らないのでダウンタイムはほとんどなく、施術当日から通常の生活が送れます。



 
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