くまにち メディカルインタビュー
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歯科編

2012/12/7掲載
 
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治療中のストレス少ないマウスピース矯正 就寝含む8〜10時間の装着で歯を移動
 
関歯科医院 院長
関 光輝氏
「歯並びが気になるけれど、矯正装置には抵抗がある…」という人も多いのではないでしょうか。治療中のストレスが少なくて済むという矯正治療について聞きました。

 ■最近はさまざまな矯正治療が登場していますが、どのような方法がありますか?
 歯の表面に矯正器具を取り付けてワイヤーで固定する方法、マウスピースを用いて歯を動かす方法など、いろいろな方法があります。「矯正器具が目立つのが嫌」という人には、矯正用の透明なマウスピースを、寝ている時間を含む毎日8〜10時間装着して歯を動かすという方法がおすすめです。薄くて軽いマウスピースなので、装着した時の違和感や痛みもあまりありません。

 ■痛みや違和感がネックになって治療に踏み切れなかった人も、抵抗なく治療に取り組めそうですね。
 はい。仕事や食事中は矯正器具を外した状態で普段通り過ごせるので、治療中のストレスが少なくて済みます。また、従来の矯正器具は歯磨きがしにくいために虫歯になりやすいという問題がありましたが、取り外し可能なマウスピースにより歯磨きがしやすく、治療中の口内環境を清潔に保つことができます。

 ■治療期間はどのくらいですか?
 歯の状態や年齢によって異なりますが、20代なら約2年、30代なら3年ほどで、自然な歯並びに整います。ただし、患者さんが矯正器具を外しっ放しにしていたり、1日の装着時間が短くなると、治療の効果が出にくくなります。マウスピースは2週間に1回、交換が必要です。歯の移動が完了したら、歯並びが元に戻らないようにするために年3〜6回の通院で経過を確認していきます。詳しくはご相談ください。



 
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