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歯科編

2012/11/23掲載
 
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歯並びに悩む成人女性や思春期の中高生に… 安心して治療に専念できる見えない矯正法
 
DAN矯正歯科クリニック
松下 龍之介氏
最近、幅広い年代で歯の矯正を希望する人が増えているそうです。中でも、外から装着器具が見えない「舌側矯正法」に注目が集まっています。

 ■成人後に歯の矯正を始める人が増えているそうですね。
 歯並びに自信がない、思い切り笑えない、会話中の相手の目線が気になるなど、審美面から歯の矯正を希望する人が増えています。20代〜50代のOLや主婦、人と接する機会が多い接客業や営業職の男性などが多いですね。「子どもに矯正を勧めたいけれど、嫌がっている」と、中高生のご両親が相談にいらっしゃる場合も少なくありません。歯並びに悩んでいる人は、矯正器具を装着することで「余計に周りの目線が口元に集まる」と感じて、矯正に踏み切れない場合も多いようです。そういうケースでは、矯正中でも周りの人に気付かれにくい、“見えない

 ■舌側矯正法とは?
 一般的に歯の矯正と聞くと、ギラギラした金属を装着している状態を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、舌側矯正は歯の表面ではなく裏側に器具を装着するため、矯正中であることが周囲にほとんど気付かれません。歯の表面に矯正の跡も残らず、矯正治療と並行してホワイトニングを行うこともできます。

 ■治療前に、治療後の歯並びの変化を確認することはできますか?
 はい。患者さんの顔写真を使ってコンピューターでシミュレーションしたり、矯正後の歯並びの予測模型を作ります。予測模型とは、患者さんの歯型から矯正後の歯並びを三次元的に設計し、オーダーメードで予測再現した模型のことです。これにより、治療内容を患者さん自身の目で確認することができ、安心して治療に専念していただけると思います。

 ■痛みや違和感は?
 器具の改良や技術面の進歩によって、以前に比べて痛みなどがずいぶん軽減されています。舌側矯正治療中の患者さんの写真や感想がHPで紹介されているので、矯正をお考えの方は参考にしていただきたいですね。

 ■受診時の注意点は?
 矯正を希望する人は十分な説明を受け、納得されてから治療を開始しましょう。ご不明な点はお気軽にご相談ください。



 
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