◎窓口負担おおむね軽く 4月から診療報酬改定
治療や検査、薬などの公定価格となる診療報酬が4月、2年ぶりに改定される。入院や診療所の外来などはおおむね引き下げられるが、医師への負担が大きい小児科の深夜診療や、産科のハイリスク分娩(ぶんべん)などは、患者の窓口負担が増えそうだ。
小児科は、診療報酬の深夜加算が増加された。例えば、6歳児が深夜10時以降に急に発熱、かかりつけの医院(20床未満)で診てもらったとする。3割負担で計算すると、初診の窓口での支払いは2895円となる。現在は2607円だから288円の負担増だ。ただ、薬価は下がる。そのため薬局と医院を合わせた支払い額は、それほど伸びない。
一方、出産費用では大幅増となるケースも。高齢出産、22―27週の早産、糖尿病などの妊婦が、国の基準を満たした高度医療機関を利用すると、「ハイリスク分娩管理」料が発生する。医師が常時配置されるなど手厚い治療を受けられる分、窓口負担も増える。例えば、40歳以上の女性が初めての出産を控えて入院する場合、窓口負担は1日当たり3000円増える。8日が限度となっており、最大で2万4000円の支払い増だ。
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